老齢雑感

ーあのとき僕はこう思ってたんだー

2024-01-01から1年間の記事一覧

『アメリカ』 サイモン&ガーファンクル

突然、♪う~う~う~う~ん ううん~♪ と 曲が頭の中で流れ出す 1)民主主義はどこへゆく そんなことを考えていたのだろうか。 突然、サイモン&ガーファンクルの『アメリカ』が頭の中に流れ出した。 2)NHKで観た番組のBGMだった この曲は、Wikipedia に…

「万葉集」わかりづらい歌 2140

「恋の歌」から離れてみる。 「おほほしく」の続き。 1)"夜渡るわれ"の歌。意味深? 万葉集10巻(秋の雑歌)の中で「詠鴈(かりをよめる)もしくは(かりをよみき)」という題詞の付された13首の歌(2128~2140)の最後の歌です。 歌番号 10-2140 本文 …

万葉集 気になることば「おほほし」

「おほほし」っておおらかな響きなんですが・・ 1)「おほほし」は「弱さ」をいうことば 「おほほし」ということばのおおもとの意味合いは、空論城主が考える結論を先にいえば「弱さ」にあると思っています。おおらかなことばの響き・印象とはうらはらな意…

万葉集 わかりづらい歌 2532

古代人の日記ののぞき見? 1)漆黒の黒髪をなびかせる 番号 巻11-2532 本文 凡者 誰将見雖 黒玉乃 我玄髪乎 靡而将居 読下し おほならば 誰が見むとかも ぬばたまの 我が黒髪を なびけて居らむ 訓み おほならば たがみむとかも ぬばたまの わがくろかみを …

「男じもの」の「じもの」の話

「相違」を軸にしてみる 1)一目惚れ? ふられた? 男の歌 前回の「万葉集」2580番の歌(「万葉百科」さんのデータ・ベースから引用)。 番 号 巻11-2580 本文 面形之 忘戸在者 小豆鳴 男士物屋 恋乍将居 読下し 面形の 忘るさあらば あづきなく 男じものや…

万葉集 わかりづらい歌 2580

そもそもが危うい 1)女の顔が忘れられない男の歌 また「万葉百科」さんのデータ・ベースから引用させて頂きます。 番号 巻11-2580 ●漢字本文 面形之 忘戸在者 小豆鳴 男士物屋 恋乍将居 ●読み下し文 面形の 忘るさあらば あづきなく 男じものや 恋ひつつ居…

今までの日本でいいの?

二つの名曲と時代の曲がり角? 1)傑作が重なった2024年 「さよーならまたいつか!」「恋のブギウギナイト」 この2曲。初めて聞いた瞬間、これは時代を超える傑作だと、おそらく、誰もがそう感じたんじゃないでせうか。 この2つの曲には、ともに底流に「…

万葉集 わかりづらい歌 1857

『万葉集』を読んでいると、意味が通っているような、いないような歌に、時々遭遇します。巻10-1857の作者未詳の歌もそんなひとつです。 1)万葉百科さんから引用 番号 巻10-1857 本文 毎年 梅者開友 空蝉之 世人吾羊蹄 春無有来 読下し 年のはに 梅は咲け…

昔のドラマで甦るあの頃~あしたがあるから~

年寄りの懐古趣味 1)33年前のドラマ 「あしたがあるから」という1991年のドラマが、TVerで配信されてます。33年前。年代的には、いわゆるバブル崩壊間もない頃のドラマです。当方34歳のころ。 バブル崩壊っていうのは、不動産とか投資とかは大変だったのか…

いろいろの命思わす酷暑かな

自分は相変わらずだが・・ 1)また1か月以上も間をあけてしまった 生きてます。 最近、毎日、『万葉集』読んでます。 『徒然草』から『蜻蛉日記』に行き、その二つでもそうだったんですが、使われていることばにこだわり出すと、やまとことばの淵源あたり…

還暦レジスタンス フェアな社会をめざして

60歳で組織の不正に声を上げた勇気ある二人 1)鹿児島県警元警視正(元生活安全部長)HT氏 60歳 県内で起きた警察官による盗撮事件(枕崎署員)やストーカー事件(霧島署員)に関する内部資料を外部に漏えいさせたとして5月末逮捕され、10日間の拘留期限を…

たゆたふ『蜻蛉日記』解釈

『蜻蛉日記』の諸論考読んで自己卑下の沼落ち 1)2カ月空いてしまいました この間、『蜻蛉日記』をずっと読んでたのですが、まあ、『枕草子』や『源氏物語』などでも、そうなんでしょうけど、『蜻蛉日記』も一字一句にこだわりだすと、関連論考( pdf 等)…

豚の福祉・・人の意識の移り変り

アメリカじゃ動物愛護精神は、飼育される家畜のストレスを、福祉的視点で見つめるまでになってきているそうです。 1)「豚の福祉」についての時事通信の配信記事(全文) 「豚の福祉」に波紋 肉販売規制に生産者悲鳴 米 (2024/3/23(土) 20:21配 JIJI.COM …

『蜻蛉日記』 道綱母さんが書かなかったこと

『蜻蛉日記』の陰謀論的解釈 1)道綱母さんの深慮の続き 2月29日閏日に、「『蜻蛉日記』 道綱母の評判」で、道綱母さんが『蜻蛉日記』に、旦那の兼家(かねいえ)の"御岳詣(みたけもうで)〈安和2年5月の話〉"のことと、そのすこし前に起きた「安和の…

震災をつなぐ知恵

経験は活かされているんでせうか? また、3.11の日が来て TVもそれに合わせた番組が 放送されているようですけど 神戸大震災(阪神・淡路大震災) 東北大震災 などの知見は、 今回の能登半島地震に どれくらい役立てられているんでせう。 それがすごく気に…

ブラタモリ終了

実に残念だけど・・・、 1)ブラタモリが終了しました 心底楽しめる 稀少なTV番組だったけど 昨夜の放送で一旦終了 ということらしいです。 ※終了の状況について スポニチアネックスさんの記事を 記憶と記録と記念の意味込めて 下段に添付させて頂きます…

もえあがれ雪たち

もえあがれ雪たち 1)雪は今冬2度め?(所沢) 4時に目覚めて、外をみたら、 街の灯に照らされた牡丹雪が 真っ暗な空から 静かに 頻りに 舞い降りてました。 その瞬間 ♪ もえあがれ雪たち~ ぼくらの町にふる~ ♪ の歌が 頭のなかで聞こえました。 NHKの…

古文難語「おくまへて」「おくまけて」

(奥深く、遠く、先行き長く) 「よし【由】」ことば、追っかけて難語地雷 その3 1)「おくまへて」の用例3つ また、すいません「万葉百科」さんから写させて頂きます。太字や下線などの加工は空論城城主によるものです。 ●番号 巻6-1024 題詞 秋八月廿日…

古文難語「こせぬかも」

(・・してほしい) 「よし【由】」ことばを追いかけながら その2 昭和99年3月2日 1)弓削皇子の歌 「万葉百科」さんのサイトから巻2-119番を引用させていただきます。 番号 巻2-119 題詞 弓削皇子 思紀皇女 御歌四首 読下し 弓削皇子の 紀皇女を思へる …

よしゑやし Let it be! 夜露死苦!

諦めと覚悟一体のことば 1)よしゑやし 『徒然草』読みの12段で引っかかって、『蜻蛉日記』で道草したりしているわけですが、今朝は、「よしなしごと」の「由(よし)」の由来を追っかけて、また「万葉百科」さん内をぐるぐる、ぐるぐる。 で、万葉集・歌 …

『蜻蛉日記』 道綱母の評判

本日は、昭和99年2月29日。閏年の閏日ですが、「安和の変」のあった安和2年(西暦969年)は、5月が二度あったことが『蜻蛉日記』読むとわかります。閏月です。旧暦も奥が深そうです。 1)芳しくない評判 『蜻蛉日記』は、作者の「道綱母」さん(NHK大河ド…

平和理念の泥沼と欠陥 国連の前近代性

侵攻から2年 1)ウクライナが追い込まれつつある 最近、ロシアがウクライナ東部での反々攻で、制圧域を再拡大させている。ウクライナ側は、東部(ドネツク州)を手放さざるを得ないまでに追い込まれている。 詳しいことはわからないけど、ロシアが北朝鮮と…

『蜻蛉日記』の「うつろひたる菊」

知らないことだらけ 1)「色褪めた菊」の大事な意味合い 2月1日に『蜻蛉日記』の著者について、いろいろ書いた中で、旦那である兼家さんの足が遠のいたら従者に探偵させたり、腹いせに送った有名な歌『なげきつつ ひとり寝(ぬ)る夜の あくるまは いかに久…

『蜻蛉日記』の「折り枝」

専門家の研究には教えられます 1)和歌を小枝に添える 『蜻蛉日記』中巻に、和歌をしたためた青い短冊を、柳の小枝に結び付けて差し出すシーンがあります。 2段の969年3月中旬ころ、「小弓」(小さい弓で、先攻、後攻の2チームに分かれて競う射的ゲーム…

蜻蛉の日記読みかけて睦月尽

行き場なき争いの世の冬深し 昭和99年2月1日 1)あっというまの2月 『徒然草』第12段読解の中、「をかし」の中古~中世の用例を追っかけ出して『蜻蛉日記(かげろうにき)』にはまる。また、わからないことばのネットサーフィンしながら読んでいたら、上…

『徒然草』第11段(読み納めシリーズ)

1)第11段 要旨 山里でひっそり暮らす風の庵を見つけたが、平凡な人の欲を感じるものも見つけ、興覚めしたという話です。 いわゆる兼好の出家遁世、隠棲、閑寂イメジというものがどういうものか、それを裏切る点がどういう点かを説明しています。 こういう…

『徒然草』第10段 後半(読み納めシリーズ)

1)第10段 後半 要旨 兼好は、「家の話」繋がりで、豪奢な邸宅に執着する「屋根の上に張った縄」の昔話を持ち出します。それは、兼好自身が一見それと似たような状況に出くわしたことがあったからなんですが、「あの昔話には別の一面があったんじゃないか」…

令和6年新年2日め

1)夕方のNHKニュース 夕方6時近く、お腹が空いてキッチンのほうに行ったら、母が見ていたNHKニュースで、羽田空港での旅客航空機炎上のニュースをやりだした。 最初女性のアナウンサーの声だったけど、すぐに男性アナウンサーが替わり、違うかもしれない…

元旦が甲子でスタート

1)昭和99年元旦 元旦やピーカンの下の縁(えにし)かな 元旦のピーカンの真っ青な空を眺めていると、この空の下にいて、普段すっかり忘れているあの人、この人。やっぱ、思い出したりするものですね。 2)干支が1番からスタート 今日の干支は甲子(きの…