老齢雑感

ーあのとき僕はこう思ってたんだー

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『徒然草』第11段(読み納めシリーズ)

1)第11段 要旨 山里でひっそり暮らす風の庵を見つけたが、平凡な人の欲を感じるものも見つけ、興覚めしたという話です。 いわゆる兼好の出家遁世、隠棲、閑寂イメジというものがどういうものか、それを裏切る点がどういう点かを説明しています。 こういう…

『徒然草』第10段 後半(読み納めシリーズ)

1)第10段 後半 要旨 兼好は、「家の話」繋がりで、豪奢な邸宅に執着する「屋根の上に張った縄」の昔話を持ち出します。それは、兼好自身が一見それと似たような状況に出くわしたことがあったからなんですが、「あの昔話には別の一面があったんじゃないか」…

令和6年新年2日め

1)夕方のNHKニュース 夕方6時近く、お腹が空いてキッチンのほうに行ったら、母が見ていたNHKニュースで、羽田空港での旅客航空機炎上のニュースをやりだした。 最初女性のアナウンサーの声だったけど、すぐに男性アナウンサーが替わり、違うかもしれない…

元旦が甲子でスタート

1)昭和99年元旦 元旦やピーカンの下の縁(えにし)かな 元旦のピーカンの真っ青な空を眺めていると、この空の下にいて、普段すっかり忘れているあの人、この人。やっぱ、思い出したりするものですね。 2)干支が1番からスタート 今日の干支は甲子(きの…