老齢雑感

ーあのとき僕はこう思ってたんだー

園芸という仕事の場 

 

   園芸は高尚な趣味?

 

1)一年草とか宿根草とか

 

  昨日に引き続き

  まだ、やってるのですが

 

 

2)そもそもそれらの違いが

 

  わかってなかったなと

  つくづく実感。

 

  でも、世の中的にも

  けっこう怪しい?

 

 

3)例えばスイートピー

 

  H30年度造園施工管理技士試験

  二級の問題では

  宿根草扱いなのですが

 

  ウィキペディアでは

  一年草として説明されている。

  NHK出版の趣味の園芸では

  一年生または宿根性。

 

 

4)なんでこんなことが起きるか

 

  結論から言えば

  NHK出版「趣味の園芸」の

  一年生または宿根性、という言い方が

  一番妥当なようなのですが、

  

  一年草、二年草(越年草)、

  多年草宿根草

  それぞれをネットで2件検索し

  さらにウィキペディアでも検索。

 

  つまりそれぞれのワードついて

  3件ずつ検索した説明を並べ

  比較してみたわけです。

 

  それで、あらましは分かったのは

  本来の性質上一年生の植物でも、

  環境状況次第で二年生、多年生になったり

  あるいは、

  種や実をとるといった、

  人の働きかけ上、二年生、多年生のものが

  ほぼ毎年の収穫で一年生のように

  回転していくといった場合もある

  らしい、というようなことです。

 

 

4)それは、ともかくです。

 

  そういったことを調べるときに

  上述のNHK出版の「趣味の園芸」に

  たいへんお世話になるように

  なっているのですが

 

  このサイトはすごいです

  ためになります。

 

 

5)情報の豊富さだけじゃない

 

  登録件数の多さ

  そしてその基本情報や、

  育成情報の豊富さだけでも

  すごいなと感心するのですが

  

  さらにすごいのは

  実際に育成している方々が

  栽培・育成にまつわる

  コメント、経験談

  寄せ合っていることです。

 

  虫害にこまって

  ある防除策を試してみたが

  うまくいかずカビだらけになった等々

  指導方法だけで終わらない

  実際やった人にしかわからない

  苦労や工夫が満載です。

 

 

6)園芸という一つの仕事の場  

  

  読んでいて

  自分たちの仕事の現場と

  いっしょだなと思いました。

 

  日常的な仕事の進め方は

  概ね定まっているわけで

  通常その通りに進めるわけですが

  その通りでは過不足あったり

  思い通りにいかなかったりってことは

  日々多々あって

  

  働き手たちは

  大小の工夫や骨折りを

  積み重ねながら

  こなしているわけです。

  そしてそういうことが

  仕事だと思っているわけです。

  

  園芸というのも

  まさにそういうことなんだ。

  と、思えたわけです。

 

 

7)園芸にはまる人たちというのは

 

  勤め人たちが味わう

  日々の仕事の達成感のようなものを

  花づくり、庭づくりを通じて

  味わっていらっしゃった

  らしいのですね。

  

  園芸品種の花(人工の花)への

  好き嫌いは別として、

 

  それを育てる世界は

  みかけ以上に奥行きの深い

  ものだったみたいです。

 

  「趣味の園芸」なんていうから

  正直、いささか軽く見ていましたが

  今回、認識を新たにしたと、

  本日言いたかったのは

  そこでありました。