老齢雑感

ーあのとき僕はこう思ってたんだー

ゆれる一年草と多年草

 

  花の年生は難しい

 

1)造園施工管理試験問題

 

 2月7日にも

 園芸花が一年草多年草かは

 答えるのが難しいと書いたのですが

 (『園芸という仕事の場』)

 出題自体も混乱?

 

 

2)パンジーについて

 

 H21年の2級問題では

 秋蒔きの1年草という

 問題設定なのに

 

 H24年の2級問題では

 多年草として問題が

 考えられているようです。

 

 

3)これは2月7日に書いたように

 

 本来外国で多年草のものが

 渡来した日本の気象下では

 冬が越せないなどで

 一年草として栽培されている

 というような、

 

 それぞれの花の性質と

 環境の変化等々に応じた

 いろんなパタンがあった

 といいうようなこと

 だったのですが、

 

 

3)パンジー見てみると

 

 ウィキペデアでは

 「パンジーは秋蒔きの一年草であり、

 通常、ライフサイクルの完結には

 足掛け2年を要する。

 1年目に青葉を茂らせて冬を越し、

 2年目に花実をつけた後に枯死する。

 開花期は10月~5月である。

 寒冷地では多年草だが、

 日本の多くの地域では

 夏の気候が暑すぎるため枯れてしまう。

 ほとんどの園芸家は、

 ホームセンターなどで

 苗の状態で購入し、

 庭に移植する。

 こぼれ種でも自然に増える。」

 との説明。

 

 つまり、

 寒冷地では「多年草」だが

 日本では、

 越年性の「一年草」と

 捉えられているのが

 一般的のようです。

 

 

4)おおらかに試験に臨もう

 

 こんな環境次第で

 定義付けが変わるものの場合

 大学入試とかだと

 絶対に試験問題には

 取り上げられないでしょうが

 

 造園施工管理技士試験

 たぶん植木屋のおじさんたちは

 けっこう平気です。

 

 まあ、おおらかに

 受けてくださいって

 ことなんでしょうね。