最近そういう話題が多いのも
ある意味必然だったようです
1)性差は固定的かと思っていた
娘が3歳くらいだったか
まだ、髪の毛もまばらだったころ
テレビを見ていて
タオルをかぶり
シャンプーの宣伝の真似をして
長い髪にシャンプーをしみ込ませるような
そういうしぐさをした。
女の子はこうしなさいとか
祖父母含めた家族内で
話して聞かせるなんてことも
まったくない時期だったので
女の子は女の子として
生まれてくるんだなあとか
けっこう思い込んでおりました。
2)ところが、どうもそうでもないらしい
ということを
「人類が絶滅の危機!?”中性化”と生殖の未来」
という番組でやってました。
3)遺伝子による決まりごととしては
男子に精巣をつくるということだけで
あとは、その精巣から出る
男性ホルモンのテストステロン
というものの増減が男性的傾向の伸長を
強めたり弱めたりするらしいですが、
実は、5万年くらい前に
テストステロンを減少さて
対立よりは共感力による
互の協力関係を選択したのが
いまの人類の祖先らしく
テストステロンの減少
つまり中性化の方向性は
そのころ以来の、
ホモサピエンス様の伝統傾向
らしいのです。
すなわち性差は絶対的どころか
そもそもが揺れ動く性質のもの
であるらしいのです。
4)その揺れ動きに作用するのは
たとえば、肥満。
肥満による体脂肪の増加は
男性ホルモンのテストステロンを
女性ホルモンのエストロゲンに
変化させるそうです。
一方、マッチョな筋肉内では
テストステロンをより増加させる
物質が出るらしいのです。
なんとなく、
主客転倒のような話なんですが
そういうことらしいです。
5)今後どうなるのか
男女関係なしに子どもが
産めるようになるとか
一足飛びにそういう話されても
ほっこりはどうにも
ついていけない、当惑の
後半でしたが、
この世の中を眺める上での
基本認識にかかわる問題
という気がしたので
リマインダーとして記し残す次第です。