老齢雑感

ーあのとき僕はこう思ってたんだー

一筋縄ではいかない世界 (智に働けば角が立つシリーズ)

 

  もろもろ「見出し人間」の言説です。

  その点、予めお断りしておきます。

 

1)林真理子さんピンチ

 

  前の日大理事長のドンブリ勘定闇問題があって

  日大立て直しに林真理子さんが身を乗り出された。

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  しかし、アメフト部の当麻問題が起き、

  検察出身の副学長が

  問題なかったように取り仕切ろうとされるも

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  実際は大ありだったみたいで、

  あとから、いろいろ発覚して混迷深まる。

     ⇩

  林理事長は、副学長の取り仕切り方に問題があったとして(?)

  副学長の辞任を求められ

     ⇩

  副学長は、林理事長の仕切りは

  パワハラであり名誉棄損だとして提訴された

     

 

2)ゲスの勘ぐり

 

  林さんは、当麻問題発覚後の記者会見に

  学長、副学長と3人で臨まれたが

 

  想像するにその時は、あるいはそれ以前から

 

  「この問題は、こっちでうまくやりますから」とか

  「本学の学生たちを犯罪者として吊るし上げすることは

   絶対避けねばなりません」とか

 

  法律に詳しい副学長に言われて

 

  法律に詳しくないし、

  学生を思う思いは同じなので

  「そうですか、よろしくお願いします」

  って、つい言ってしまった。

  

  そういうことじゃなかったかと

  ゲスの勘ぐりするです。

 

 

3)一筋縄じゃいかない世界

 

  林さんは、

  "問題があってもなかったように仕切る"

  そういう旧弊を改革しようと思って

  "普通の人間の感覚"を取り戻しに

  乗り出してこられたんだと思います。たぶん。

 

  (林真理子は書店の娘でコピーライターブームのころ

   『ルンルン・・』で当てて、一躍有名になった。

   たまに、テレビで作家生活が報じられ、くらいの知識。

   まあ、同世代的なだけの親近感、みたいな理解です。

   恥ずかしながら『ルンルン・・』は当時読みました。

   内容全く記憶なく、以後一冊もありませんが。)

 

  「しまった」と思われたのでせうね

  

  この「しまった」というのは

  

  法律問題の点でつい及び腰になり

  イニシアチブを簡単に譲り渡した

  自らの経験不足、

  組織の長としての力量不足への

  忸怩たる思い。

 

  また、

 

  罪を犯した学生に、教育に携わる者が

  どう対応することが最善の方法なのか

  真剣に向き合った時の重みへの

  たじろぎ。

 

  というようなことじゃないかと

  ゲスは勘ぐるわけです。

 

  でもまあ、そんなに何気に

  当麻なんか一般人が手にするな!

  って、そう思いますよね普通。

 

  (薬とか、マルチとか、宗教とか

   大学は悪意の草刈り場かよ)   

 

  でも、

  これが理事長という仕事の現実なんでせうね。

  甘かったといわれれば

  そうなんでせうね。

 

 

4)気になります

 

  林理事長を更迭しようという動きが

  あるみたいですが

 

  旧弊勢力が

  また、集まって来てるんじゃないすかね。 

  

  林理事長がこの危難をどう乗り越えるのか

  乗り越えられるのか?できないのか?

 

  智に働けば角が立つ思い派としては

  とっても気になります。