老齢雑感

ーあのとき僕はこう思ってたんだー

ほととぎすの鳴き声のメモ

 深夜に聞いた鳥の声の

 メモ書きです。  

 

1)6月17日早朝3時頃

 

 ホトトギスの声を聴く。

 

 パキトゥキタ キテタ リ

 パキトゥキタ ユテタ

 パキトゥキタ ユタ

 

 そんなふうに聞こえた。

 

 と書くと、

 住んでるところは森の近くか

 と思われるかもしれませんが

 所沢市の住宅街。

 

 南方から渡来した鳥の

 途中休憩だったんですかね。

 

 

2)最初はわからなかった

 

 はじめからホトトギスだと

 思って聞いたのではなく

 

 夜中に鳴く鳥がいるのか?

 鳥は鳥目(とりめ)で、

 夜は動かないんじゃないのか?

 夜鷹ってやつ?

 とか、思いながら書き留め、

 

 夜鳴く鳥で検索して

 ホトトギスらしいことが

 わかりました。

 

 

3)聞きならし

 

 ホトトギスの鳴き方は

 キョッ キョッ キョキョキョ

 とか

 テッペンカケタカ

 とか(神戸の野鳥観察記さん)

 

 ホウチョウカケ(包丁かけ)

 とか(サントリーの愛鳥活動)

 

 いろいろな聞きならし方が

 あるらしい。

 

 

4)どう聞き取るか

 

 パキトゥキタ キテタ は

 書き文字だと突飛な感じですが

 動画の声と聞き合わせると

 けっこう、そう聞こえます。

 

 キョッ キョッ キョキョキョ

 

 は、いわれてみればなるほど

 集約の仕方がうまいな

 と思うのですが、

 

 もう一度、動画の声と

 聴きくらべてみると

 

 音の高低、強弱の位置とか

 パキトゥキタは結構、

 それらの細かさを

 拾っているような

 気がします。

 

 

5)てっぺんかけたか?

 

 「てっぺんかけたか」とか

 「包丁かけ」とは

 

 どう聞いてもそうは聞こえない

 けど、そう聞こえた人が

 そう書き記したんでせう。

 

 そう聞き取った個々人の

 文化的背景とか

 習得音韻状況とかが

 書き出す文字に

 現れるのでせうか?

 

 予備知識なしに

 ある部屋に人を集めて

 聞きならしの実験してみると

 面白いかもしれないと

 思ったりします。