老齢雑感

ーあのとき僕はこう思ってたんだー

地下足袋はいて飛んではいけない

   人生初の松葉杖で

   ゆく年くる年になろうとは     

 

1)昨日、12月28日午前11時ごろ

 

 都内の造園現場で柵越えして

 コンクリート面に

 1mほどの高さから飛び降りた。

 左足かかとに激痛が走った!

    

 その瞬間から左足は使えなくなった。

 ちょっとでも負荷をかけると

    激痛が走りころげまろぶ

 

 

2)地下足袋であることをすっかり忘れ

 

 靴感覚で飛び降りたのがいけなかった

 (たぶん)。

 地下足袋で跳躍は危険です。

 (地下足袋初心者だからなのかも

  しれないが)

 

    

3)現場は自宅から遠かったから

 

 そこらで病院にかかることはせず

 ダンプの助手席で、

 買ってきてもらったフェイタス

 とりあえずの応急処置をしたまま

 午後の仕事が終わるのを待ち

 

 家まで送り届けてもらった。

  

 ダンプから降りるときもまろび

 安マンションの通路でも

 まろびまくり

 遂に四つん這いで帰宅する。

 

 

4)今朝、病院でレントゲン撮ったら

 

 踵骨がきれいに斜めに

 切り分かれている感じだった。

 

 骨折面がきれいでずれがないので

 手術はせずくっつくのを待つ

 というご託宣をいただいた。

 

 添木(樹脂?)がとれるのに3週間

 痛みがとれるのに1ヶ月かかるらしい

 

 

5)坐骨神経痛の件もそうだが

 

 自分ではまだまだOKだと思っているが

 運動能力とか、筋力とかは

 実際には、やはり60代の

 年齢相応の衰えで

 思いのままの振る舞いは

 実際の身体能力に

 負荷をかけまくっている

 ということなんだろう。

 

 

6)今、会社に報告して

 

 1ヶ月はかかるなあと

 重たいため息のような一言をいただく

 無理をして、周りに迷惑をかけては

 元も子もないというやつ。

 

 60代半ばになりなんとして

 なかなか老成しない

 おのれの精神性を

 今更ながら思う。  

 

 

7)そういえば中学生のころ

 

 踵の軟骨が成長する骨と骨の間で軋み

 痛くて病院にかかったことがある

    

 ちょうど今、あれと反対の状況

 なんだろうなきっと。