老齢雑感

ーあのとき僕はこう思ってたんだー

人生初めてのシラカシ剪定

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剪定後 不安感満載


1)本日、シラカシの剪定を行った

 

    都内某所の

    病院内の植栽全体の剪定の中で

    シラカシ1本(樹高は3m程度)を

    任された

 

 

2)毎日のようにユーチューブで見ていた

 

    剪定の知識を総動員

    ・高いところから始める

    ・枯れ枝、交差枝など除去し

    ・枝内での直上的な枝も除去

    ・前年の剪定位置を参考に

    ・一年間で伸びた勢いのいい枝を

    ・切り替えられる枝があれば切り替えし剪定

    ・なければ

    ・葉芽や、花木の場合花芽等も気にしつつ

    ・切り詰め剪定

    ・などなど

 

 

3)先輩社員は、瞬く間に1本終えるが

 

    ほっこり希望入社の新入社員は

    なかなか終わらないし

    隣のベテラン社員の

    見事なすかし剪定に比べ

    全然「すかし」が出来ていなkaった。

 

    見かねた職長が

    剪定の要点を再度確認するが

    「あわてるな」の一言

    「遅れ」を当然のこととして

    ご容認頂いているのがわかり

    感謝感激、雨あられ(昭和的修飾語)。

 

    改めて透かしに取り組み

    いささかやりすぎたかもしれない。

 

    そんなこんなで、なんとか、1本を

    やり終える。

 

 

4)昼休みに、初剪定の感想聞かれる

 

    細かい事柄以前に

    実際に木を一本剪定できた嬉しさ

    それをまず言いたいと伝える

 

    2021年12月22日の

    冬至の日に

    初めてシラカシ1本剪定したという

    この、嬉しさ。感動。

    これは、第二のほっこり希望人生の

    実質的なスタートの

    ファンファーレのようなものであったと

    つくづく思う次第であります。

 

   

5)午後はカナメモチを刈り込み(バリカン)剪定

 

    先輩社員は

    カナメモチの生け垣に

    容赦なくバリカンの刃を立て

    綺麗な平面の生け垣面を作っていく。

 

    ほっこり希望社員は

    生け垣を削ることへの

    遠慮のようなものが拭い払えず

    刈り込んでは、「不十分!」と

    自らの優柔不断さを呪いつつ自己納得し

    生け垣の前を行ったり来たりする。

    

    ベテラン社員は、

    さっさと生け垣面を

    A地点からB地点へと

    作業しながら移動していくのに。

 

    こちらは、

    行きつ戻りつ

    なかなかスンナリ前へ進まない。

 

 

6)とまれ(ともあれ)

 

    早朝の冷え込みがうそのような

    冬至晴れの穏やかな日差しのなかで

    多分にモラトリアムな

    配慮・指導の下であったとはいえ、

    剪定デビューが出来た!

        

    第二の人生の

    大いなる喜びの一日でありました。