老齢雑感

ーあのとき僕はこう思ってたんだー

ことば好きの世界

 ことばが好きな人たち

 

1)考古学の森浩一先生の本

 

 『古代史の窓』が面白くて

 『日本神話の考古学』へと

 先生の本続けて読んでいる途中、

 

 209p「日下」を「クサカ」と読む

 ことについて、森先生が

 

  「なお、発音のうえで、

   クサカとヒノモトがどのように

   関係するかしないかは、

   私にはわからない」

 

 と、書いてらしたので気になり、

 ググる

 

 

2)加藤良平さんの「クサカ」論

 

 ググって行きあたったのが

 加藤良平さんの

 「日下」=「クサカ」論

 (2017年06月04日の記事)

 「日下」=「くさか」論 - 古事記・日本書紀・万葉集を読む(論文集) (goo.ne.jp)

    

 クサビのクサも

 クサリのクサも

 日につながっていきます。

 

 すごいです。

 

 いっぱい本も書いてらっしゃる

 ようです。ですよね。

 

 で、「クサカ」論のなかで

 もろもろ引用ある中で、

 新撰字鏡の例文の漢文が読めず

 「反切」とかいうやつかなとか思い

 また、ググる

 

 

3)反切でなく反訓に行きあたる

 

 磯上好隆さん(?)の

 2008年10月28日のブログ記事

 「反訓文字」

 反訓文字 - 遠い約束 (goo.ne.jp)

 

 説明もさることながら

 「馬鹿だねこの子は。・・・」の

 エピソードが秀逸。

 

 磯上さん?「遠い約束」さん?の

 ペーソスに魅了され

 

 「コケラオトシ」(2013-05-02)

 の記事も読み、コメント者さんとの

 やりとり含め、

 高島俊男さんの

 『お言葉ですが』を読んだ時と

 似た感動の世界に、心地よく

 浸らせて頂きました。

 

 「遠い約束」さんの更新が、

 2013年で途切れていること、

 気になりつつ、

 

 まあ、ことば好きの世界の

 皆々さまなら、

 既に良くご存じかもしれませんが

 

 この二つのサイトはどうしても

 紹介しておきたいなと

 思った次第でありました。