老齢雑感

ーあのとき僕はこう思ってたんだー

ほっこりな夢とハードな現実

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高枝の強制剪定 若干痛ましい


1.定年後の第二の人生

 

 造園系の仕事で

 ほっこりな余生

 送るつもりだったが

 かなり想定違い

 

 

2.初めて経験するガテン系の仕事

 

 強剪定の欅(けやき)の枝を

 何本も何本も一日中運んだり

 チェーンソーで切ったり

 重労働です

 入社してすぐやめる人も

 少なくないらしい

 

 

3.この11月(2021年)から入社

 

 体中今も全身筋肉痛で

 寝てても腰のあたりが痛く

 夜中何度も目が覚める

 手指は腫れ

 手首曲げるにも痛み

 一時は食欲も減退したが

 ここ数日、やっとそれが

 元に戻ってきている途中

 

 

4.でも未だ辞めようと思わないのは

 

 基本的に樹木や草花

 が好きで、それとかかわれる仕事

 であることの歓びと

 

 50代に毎週末10㎞前後の

 ジョギングをしていたおかげだろう

 この全身の筋肉痛を

 相対化するモノサシを

 持っていたかと思う

 

 

5.樹木や野草大好き派

 

 山と渓谷社

 「日本の樹木」「日本の野草」ほか

 樹木や野草の図鑑は

 結構持っていたのだけど

 

 

6.入社が決まった時

 

 新宿の紀伊國屋書店

 造園系の本を6冊ほど買ってきた

  造園技士系の本が多かったが

 それらは、

 すぐには役立たないことがわかった

   

 

7.仕事に関わり深く面白かったのは

 

 『街路樹が都市をつくる』

 (藤井英二郎著・2019年岩波書店刊)

 という一冊だった。

 

 

8.『街路樹が都市をつくる』は

    

 自分が今やっている

 欅(けやき)などの街路樹が

 落ち葉が邪魔という理由だけで

 枝が無残に剪定されることの

 是非を問うというか、

 警告を発する一冊

 

 これはこれでちゃんと

 紹介したほうがいい一冊なので

 あらためて触れますが、

 

 

9.定年後のほっこり目指して

 

 飛び込んだ世界も

 案に相違しむちゃくちゃハードで

 また、いろいろと

 課題を抱えていそうな感じも

 うすうすながら

 感じつつある

 今日この頃。

 

 それらを、

 自身の老齢生活のリマインダーとして

 (ボケ防止のためにも)

 うまく記していけたらばと

 思う次第です。